浅間の自然が育んだ、詩の宝箱
誕生した翌年から、夏になると北軽井沢の山荘を訪れる…という詩人・谷川俊太郎。代表作「二十億光年の孤独」をはじめたくさんの詩歌が、この浅間高原からうまれました。
北軽井沢小学校の校歌も、谷川さんの作詞。「白樺の向こうに 浅間が煙をあげている~」とはじまる歌は、「浅間っ子」にとって馴染み深いきたかるの原風景です。
2018年8月18日(土) 14:00~15:00
誕生した翌年から、夏になると北軽井沢の山荘を訪れる…という詩人・谷川俊太郎。代表作「二十億光年の孤独」をはじめたくさんの詩歌が、この浅間高原からうまれました。
北軽井沢小学校の校歌も、谷川さんの作詞。「白樺の向こうに 浅間が煙をあげている~」とはじまる歌は、「浅間っ子」にとって馴染み深いきたかるの原風景です。
そんな珠玉の作品をおさめた詩集「空を読み、雲を歌い」の出版を記念し、朗読会を開催します。
朗読は、元NHKアナウンサーであり、軽井沢町立図書館の館長を務める青木裕子さん。朗読をライフワークとする青木さんは、「軽井沢朗読館」を設立。眼で読むだけでなく声に出して表現する歓びを伝えています。
詩集の編者である正津勉さんには、詩の背景や谷川さんのエピソードを語っていただきます。
木もれ陽に包まれる「ルオムの森」で、豊かな詩の世界をご堪能ください。
詩集「空を読み 雲を歌い」におさめられた一節。
学生のころ、山の上にある学校から帰ることを「下界へおりる」などと宣っておりました。
北軽井沢に越してきて3年。下山することも稀になると、まるで天上人のような心持ちに…
詩は「しかし…」と続き、「日毎に暖かくなる山山を ぼくは 皮膚呼吸している」と詠います。「深呼吸」とはちがう、無意識の快さ。今日もわたしたちは、高原の光を「皮膚呼吸」するのです。
開催日 | 2018年8月18日(土) |
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時間 | 14:00~15:00 |
会場 | ルオムの森・洋館テラス |
内容 | 詩の朗読会…1,000円+ワンドリンクオーダー |
連絡 | ルオムの森:0279-84-1733(11:00~17:00) |