フェールラーベン KANKEN × 9人のアーティスト

KANKEN(カンケン)は、スウェーデンのアウトドアブランド「フェールラーベン」が生み出した質実剛健かつデザイン性に優れたバッグのことで、本国ではスクールバッグにも採用されている。そんなバッグをキャンバスに、9人のアーティストに「ラップランド」をテーマに作品を仕立ててもらった。ルオムの森で開催した企画展「内と外の自然」に出展してくれたアーティスト、展示を介して知り合ったアーティスト、そのアーティストが紹介してくれたアーティスト。キャンプ場・スウィートグラスでのイベント出展から始まったフェールラーベンとの関係も含めて、人が人を繋いでできた賜物だ。

そこからさらに人を繋ぎ、近所に住む仲間たちがモデルとなって北軽井沢の風景の中で撮影を行った。撮影者はルオムの森へ面接にやってきたカメラマン。何が縁となるかは分からない。巡り巡って、いつかあなたとも繋がれますように。

Artist

  • 真田緑

    真田緑

    「自然からの収穫で毎日に彩りを」をコンセプトとし、趣味のアウトドアを通して自然界で出会ったたくさんの素敵な体験を、テキスタイルへ落とし込んで表現している。アパレルブランド勤務後、北欧デンマークのデザインと生活を学びに1年間デンマークへ留学。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。

  • 温井 大介

    温井 大介

    妙義エンナーレ主催。群馬県出身の若手美術作家を中心に展示を行い、群馬の土地に住む人たちが展示を見に来て、群馬の人達が群馬の美術を盛り上げるという、 群馬における美術の自作農(※)と地産地消(※)を目指して活動している。

  • 谷村 友

    谷村 友

    図案家であった祖父の影響か、植物や動物などの模様に興味をもつ。描き出される谷村 友の不思議な世界。パターンが複雑に入り混じって現れるイメージは、無国籍でどこかノスタルジックな印象を与える。群馬県桐生市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。

  • nemographics

    nemographics ( nemoto tsuyoshi )

    ジャンルや表現方法は問わず、個人表現から企画展のプロデュース、商品企画まで活動は多岐にわたる。東日本デザイン&コンピュータ専門学校 教員。デザイン研究部「SENSE Design Lab.(前橋)」代表。障がい者芸術活動支援「あめんぼプロジェクト」デザイナー・ディレクター。

  • 登丸 清子

    登丸 清子

    アニメ絵や花、風景画を描く。画材は色鉛筆を使うことが多い。絵を描くのは生活習慣の一部である。自分で撮った写真を参考にしながら描くことも多い。自然や生き物を愛しむ視線が作品に表れている。表現活動支援を得意とする高崎市の障がい者施設「アトリエ アート・オン」所属。

  • 文(ふみ)

    文(ふみ)

    主にパステルを使い、動物や人形、柔らかそうな生き物等を描く。静かで優しい雰囲気の絵だが、怖さや痛みも感じる、シュールで幻想的な世界観である。表現活動支援を得意とする障がい者施設「アトリエ アート・オン」所属。

  • 大竹 夏紀

    大竹 夏紀

    染色の伝統技法であるロウケツ染めで少女絵を鮮やかにPOPに描く。テーマである少女とは「アイドル」のことである。決してリアルではない仮想現実な夢である彼女達。そんな現代の少女像「アイドル」を描く。群馬県富岡市生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。

  • 圓山 和幸

    圓山 和幸

    1976年 大阪府生まれ。
    2002年 多摩美術大学院美術研究科絵画専攻版画領域 修了。
    2010年よりWATARASE Art Project(栃木県日光市)参加。
    2017年よりセルフ祭(大阪市浪速区)参加。

  • 桑田 瞳

    桑田 瞳

    フィンランドのイヴァロで6年間暮らし、サーミ民族職業訓練学校でナイフ職人の資格を取る。現在はルオムの森で働きながら、フィンランドとの交流活動などに取り組んでいる。

【撮影】 丸山 えり  【モデル】北軽井沢にお住まいのみなさん

フェールラーベン KANKEN × 9人のアーティスト