はじまりとしての、コンセプトブック
2018年5月に、私たちのコンセプトブック「未来は自然の中にある」を刊行しました。
「ルオムの森」を運営する「きたもっく」が、北軽井沢の地に根をおろして四半世紀が経ちます。本は、厳しくも豊かな自然の中で生きる私たちの姿を、幾つもの写真と嘘のない言葉で表現したものです。
コンセプトブックは、終着点でも唯一の正解でもありません。長い時間のなかで得た実感を、現時点で形にしたもの…だからこそ読む度に、あるいは読む人によって、感じることは様々だと思います。
きたもっく展 02
2018年9月22日(土)~冬
2018年5月に、私たちのコンセプトブック「未来は自然の中にある」を刊行しました。
「ルオムの森」を運営する「きたもっく」が、北軽井沢の地に根をおろして四半世紀が経ちます。本は、厳しくも豊かな自然の中で生きる私たちの姿を、幾つもの写真と嘘のない言葉で表現したものです。
コンセプトブックは、終着点でも唯一の正解でもありません。長い時間のなかで得た実感を、現時点で形にしたもの…だからこそ読む度に、あるいは読む人によって、感じることは様々だと思います。
夏の喧騒が過ぎ去り、改めてこの本を眺めたとき…書籍というスタイルを解体し、私たちなりの方法で再構成してみたくなったのです。
コンセプトブックで表現したかった温もりや寒さ、躍動や静寂、光や暗がり…あるがままの自然の姿を、秋から冬へと移りかわる森の中で実際に感じてほしい。ページをめくるように、扉を開け、階段を昇り、壁の向こうへと進んでいくとき、そこに何が見えてくるのだろう?
展示の最後に、浅間山を中心とした地質図を飾りました。大地の歴史に学びながら、人と人の出会いを起点として地域をつなげたい…そんな想いを込めています。
高い山に登ると、それまで二次元だった地図が空間として把握できます。山の上からは自分たちが歩いてきた道が見え、人間の足でもこうやって世界を旅することができるのだなと実感したりします。
タイトル | 「未来は自然の中にある。」 |
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開催期間 | 2018年9月22日(土)~冬 (10:00~16:00 定休日:火・水) ※休業日は、イベントカレンダーをご確認ください。 |
会場 | ルオムの森・洋館ギャラリー |
入場料 | 無料 |